認定こども園せいれんじ

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2016年9月30日

ブログ

 コミュニケーションで大切なことのひとつに、自分の気持ちを伝えることがあります。やりたいことは、やりたいと自己主張能力です。ただ、自分の気持ちを正直に伝えることで、子どもの場合はとくに、ケンカになることがよくあります。しかし、ケンカをする能力というのは、じつは重要なコミュニケーション力なのです。ちいさなときからケンカをしたこのほうが、将来、コミュニケーション力をしっかりと身につけていくことになるのです。ですから、むやみに「ケンカはダメ!」とおこらないでください。小さな子がふたり以上いれば、必ずといっていいほどおもちゃのとりあいなどからケンカがはじまるでしょう。
 しかし、それは、自分はこれであそびたい、という自己主張がきちんとできたからおきること。まずは、やりたいことをきちんと主張できたと認めてあげることが大切です。そのうえで、「どうしたの?」と、両者の言い分を聞きます。やたらとオトナが口出しをすると、自然とケンカをとおして学ぶこともできなくなってしまうということもおぼえておきましょう。

 小さなケンカをくり返しているうちに、子どもたちはガマンすることを自然と身につけていきます。自分の欲求を抑制することを学ぶのです。しかし、自己抑制は、すぐには身につきません。成長するにしたがい、すこしずつ学習していくのです。先にブランコを使わせてあげたら、「ありがとう」といわれてうれしかった、年下の子とあそぶことをとおして、ゆずる気持ちを知ったなど、さまざまな経験をへて、ガマンすることが身についていく事でしょう。それには、時間がかかります。成長するにつれ、すこしずつ身についていくことですから。
 それよりも、まずは、自分はこうしたい、と主張できる能力を大切にしてあげたいですね。ただし、自分の主張をとおすため、すぐに暴力を使おうとするなど、してはいけないケンカのルールはきちんと教えます。
 そのうち、すぐに手を出していたのが、だんだんと口ゲンカになり、さらにケンカという方法では自己主張がとおらないことを知っていきます。つまり、ケンカでは問題の解決につながらないことを知ると、話し合うことの大切さを学んでいくはずです。
 また、成長に応じて、ときにはジャンケンやあみだくじなど、あそびをとおした妥協法も教えてあげたいですね。

汐見先生の素敵な子育て「子どものコミュニケーション力の基本は共感です」

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2016年9月30日

ちびっこランド

今月の予定























10月ちびっこランド予定表
4(火) なかよしランド
11(火) ちびっこランド(体操)
20(木) ちびっこランド(学研)
25(水) ちびっこランド(体操)

2016年9月30日

今月の予定

幼児



































































































































10月の予定表
1(土) 預かり保育(有料)
2(日)
3(月) ひよこ・年少身体測定
4(火) 体操

年長身体測定

なかよしらんど
5(水) KSPプール(年長・ちびっこ)

年中身体測定
6(木) 英会話(ひよこ・年少・年中)
7(金) 運動会準備 15:30~
8(土) 第65回運動会

明立小学校校庭(雨天:体育館)

預かり保育なし
9(日)
10(月) 体育の日(祝日)
11(火) 体操

ちびっこランド(体操)
12(水) KSPプール(ひよこ・年少)
13(木)
14(金)
15(土) 預かり保育(有料)
16(日)
17(月)
18(火) 体操

稲刈り体験(年長のみ)
19(水) KSPプール(年中)
20(木) ちびっこランド(学研)
21(金)
22(土) 入園説明会

預かり保育(有料)
23(日)
24(月)
25(火) 体操

ちびっこランド
26(水) KSPプール(年長)
27(木) 遠足(全園児)
28(金) 10月生まれお誕生日会
29(土) 預かり保育(有料)
30(日)
31(月)

2016年9月29日

ブログ

 子どものコミュニケーション力は、いろいろな人とまじわることでのびていきます。とくに、子ども同士のコミュニケーションはとても大切。小さなころから、同年齢ぐらいの子どもたちと一緒に遊び、さらに、すこし年上の子どもや年下の子どもとも接する体験をさせてあげてほしいものです。
 なかでも、同じくらいの年頃の子どもとは、非常に共感しやすいようです。0歳や1歳の子でも公園などにつれて行くと、同年齢ぐらいの子にとても興味をもちます。じっとみていたり、そばに近寄っていったり。そのうち、いっしょにあそぶことの楽しさをおぼえ、ときにはケンカをしながら、コミュニケーション力や社会力を身につけていくのです。先日も、TVの番組でこんなことが報道されていました。ハイハイがなかなかできなかった赤ちゃんを、同じくらいの月齢の赤ちゃんがいるところへ連れて行ったのです。そのときは、じょうずにハイハイをしている子をずっと見ていました。すると、翌日、急にハイハイをはじめたといいます。
 赤ちゃん時代にかぎらず、いままで意欲がなかったことも、他の子がやっているのをみて、自分もやりだすというのは、子どもによくみられることです。仲良しの子がピアノを習いはじめたら自分もとか、サッカーをはじめたらいっしょにクラブに入りたがるなど。なにかを学ぶのはまねることからはじまります。その意味で、長時間でなくてもいいですから、同じくらいの年齢の子と接する機会をもつことは、子どもの学ぶ意欲をうまく刺激し、学ぶ力をのばすことにもつながると思ってほしいのです。これも共感力の一種でしょう。

汐見先生の素敵な子育て「子どものコミュニケーション力の基本は共感です」

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2016年9月29日

おしらせ

10月1日より、当ホームページにて入園大特集をいたしますので、どうぞご覧ください。

2016年9月28日

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 あるアメリカの心理学者が、子どものときIQ(知能指数=インテリジェント・クオティエンス)が高かったり、勉強のできた人は、はたして社会に出てから成功しているのだろうかと調べてみました。アメリカ東海岸のエリート高校を対象に、とくに成績の良かった生徒が卒業後どのようになっているかという調査を行ったのです。
 すると、あまり関係がないという結果が出ました。成績の良かった生徒が社会に出てから成功する確率は、あまり高くないという結果だったのです。つまり、子どものときのIQの高さとか、学校の成績が良いというこは、必ずしも社会的な成功に結び付かないということがわかった。ここでいう社会的に成功している人というのは、仕事で成功をして、それなりの収入があるという意味です。
 逆に、40歳くらいの成功している人たちを対象に、子どものころのIQや学校の成績を調べてみたら、バラバラでした。IQの高かった人や成績の良かった人もいたけれど、ふつうの成績の人も少なくない。なかには「えっ、この人が」というのもいる。そうなると、社会的に成功した人というのは、どういう能力が高いのだろう、ということになったわけです。
 
さらに調べてみると、成功した人というのは、計算が早いとか、論理的的に考えることが得意というようなことではなく、人が落ち込んでいるときに、その人をじょうずに元気づけてあげられるとか、失恋したときなどなにかでづまずいたとき、自分をうまく立てなおすことができるとか、こころのエネルギーをうまくコントロールする能力がすぐれているという調査結果がでました。また、みんながやる気をなくしているときに、やる気にさせていくのがうまいとか、試験になると、集中して勉強できるとか、カーッとくるようなことがあっても、その感情をコントロールして冷静に行動ができるという特性もみられます。
 つまり、自分に対しても他人に対しても、エモーションのコントロールがじょうずで、共感する能力のある人が、社会で成功する率が高いというのがわかってきたのです。

 このように、相手の気持ちを大切にしたり、自分でも困難にめげないといった、感情あるいは精神力をコントロールする能力をEQ(情動指数=エモーショナル・クオティエンス)といっています。
 これに対して、IQというのは、倫理数学的能力とか、記憶能力のことを指します。昔からIQが高いのは頭がよい証拠、オトナになったらきっと成功するというようなことをよくききます。
 しかし最近では、先の調査にもあったように、IQよりもEQの高い子のほうが、将来成功するといわれています。EQは、社会のなかで、はぐくまれる能力にすぐれているということを意味するでしょう。つまり、社会のなかで人との関係をじょうずにきずいていけるということです。携帯やパソコンなど自己本位のコミュニケーションがすすんできた現在、社会的に大事な能力は、むしろ、このうような能力だということも頭において、瑚ぞ建てしていってほしいと思います。共感力はその意味でも大事なのです。

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2016年9月27日

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 相手がよろこんでいると自分もうれしくなる、くるしんでいると悲しくなるという共感力。これは、人間のもっているコミュニケーション能力のなかでも、ある種、すごい力だと思います。それは、心のリズムのようなものが、お互いに共鳴しあっているということでしょう。このような、生まれつきそなわっている共感能力をのばしていってあげること、じつはそれが一番子育てで、しっかりやらなければならないテーマだと思います。
 しかし、「人の気持ちをわかるような人になりなさい」というお説教ではなかなかむずかいし。指示したり、命令したりするのではなく、最初は親が子どもからききとってあげることが大切です。子どものちょっとしたしぐさや、なかに熱中しているようすなどをしっかり観察し、表情からみてとる。「いつもあなたのことをみてるよ、あなたの話をきいているよ」というサインをうなずいて送ることです。

 さらに、親が子どもへ関心や愛情を全身でしめしてあげることも大切です。赤ちゃん時代から、ニッコリすれば「笑った、笑った」、ハイハイをするようになったら、「じょうず、じょうず」ゲームをしていて、子どもがゴールしたら「すごいねー!!」と笑顔で喜ぶ。また、子どもと一緒に何かをやってやりとげられたら自分のことのようによろこびます。
 すると、自然に「ぼくのうれしいことは、ママやパパもうれしいことなんだ」と、子どもたちに伝わるものです。
 実は、最近の研究で、人間のコミュニケーションはおたがいの「うなずき」のリズム同調で成り立っているということがわかってきました。ひとりがしゃべっていると、相手はその人の話すことばが途切れたとき、顔をちょっと下げてうなずくということが自然となされているというのです。これがないと、とてもしゃべりにくいといいます。
 そして、そのような「うなずき」の同調によって、なんと呼吸のリズムも同調していくということがわかってきたのです。よく「息があう」といいますが、ほんとうだったのですね。
 相手が赤ちゃんのときも、このうなずきの同調によって、赤ちゃんの呼吸のリズムとあわせてこちらも呼吸するようになります。たとえば、寝かせつかるときの「トントン」も、赤ちゃんの呼吸のリズムにあわせておこなえるようになるといいます。すると、スヤスヤ寝てくれるのです。コミュニケーションとは不思議なものですね。

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2016年9月26日

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 コミュニケーションの相手は人だけとは限りません。自然とのコミュニケーションも、とても大切です。
 天気の良い昼下がり。そよそよとカーテンがゆれています。それをみている赤ちゃんは満ち足りた、実にいい顔をしています。ところが、しだいに空模様があやしくなり、雲が出てきて、どうやら雨が降り出しそう。風も強くなってきて、カーテンはゆさぶられて、パタパタパタ。すると、さっきまで、気持ち良さそうにしていた赤ちゃんが、今にも泣き出しそうです。
 これは、風のそよぎの強弱、「そよそよ」と「パタパタ」によって、赤ちゃんの心身状態に変化が起きたためです。
 赤ちゃんは胎児時代、ママのおなかのなかで、胎内の音を聞いていました。生まれてからも、胎内で感じたここちよいリズムを本能的に探していて、「あ、これ快感」と思うものにはセンサーが反応するのでしょう。ゆったりした風のそよぎは、赤ちゃんの感じる「快感リズム」にぴったりなのでしょう。オトナになっても風のそよぎを心地よく感じられるのは、生まれたときから持っていた快感センサーに反応しているからかもしれません。
 一方「パタパタ」という強すぎる風は、赤ちゃんが対応できるリズムには速すぎ、気持ちよくありません。たまに大人のなかに、突風が吹いてくると気持ちが高揚するとか、大雨にすがすがしさを感じるという冒険家タイプの人もいますが、それは成長過程で身につけたものでしょう。子どもも、次第に成長して、自分の足で歩いたり、自然の中で遊んだりできるようになると、いろいろなリズムに共鳴するようになります。

 ちょっとむずかしい話になりますが、太陽が朝のぼってから夜しずむまでのリズム、月の満ち欠けなど、さまざまな自然のリズムは生き物のリズムと深くかかわって、コミュニケーション関係をつくっています。たとえば、月の満ち欠けという自然のリズムとが呼応すると、快感を感じることができるでしょう。
 そこで、パパやママは、子どもたちが「快感リズム」に反応するセンサーをみつけるのを、ぜひ手伝ってあげてください。
 それには、小さなときから自然のなかで遊ぶことが一番です。風の音、草のにおい、土の感触、緑のかがやきなどからだで感じることをとおして、快感アンテナをみがいていくのです。

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2016年9月23日

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 日本では、赤ちゃんはオムツをしていて当たり前です。しかし、世界を見渡すと、オムツをつけていない赤ちゃんの方が多いのです。
 アフリカのウガンダという国の赤ちゃんはオムツをほとんどしていないのに、おもらしがないのはなぜかと疑問をもった欧米の学者が調査を行いました。ウガンダのママたちは、赤ちゃんがオシッコをしそうなのがわかり、サインを感じとるとすぐに対応する、だからおもらしをすることがないそうです。学者が「どういうサインでわかるのですか」とたずねると、「なぜ、あなた方はわからないのですか?」と問い返されたといいます。
 たぶん、人はもともと、ちょっとした仕草から、ビビッと感じられる能力をいろいろ持っていたのだろうと思います。たとえば、赤ちゃんのころは持っているのに、成長すると、すぐに消えていってしまう高度な能力があります。嗅覚もそのひとつ。生まれたばかりの赤ちゃんは、オトナの40倍ぐらいの嗅覚をもっているといいます。だから、生まれてすぐなのに、ママのおっぱいがわかるのです。このような動物的ともいえる能力の多くは少しずつ減っていくのですが、それを大切にしてみがいていくと、ことばにたよらない、もっとちがうコミュニケーションの世界が広がるような気がします。

 からだ全体を使ったコミュニケーションを、ボディコミュニケーションといいます。コミュニケーション全体のなかで、こどばはせいぜい30~40%ぐらいしか役割をはたしていなくて、姿勢や表情など、からだ全体から発しているメッセージがしめる割合のほうが多いといわれています。先ほどの、ウガンダのママたちも、からだのメッセージで、子どものオシッコタイムがわかるのでしょう。
 ことばによるコミュニケーションもたしかに大切ですが、その根っこには、からだ全体でしているボディコミュニケーションというのがある。じつは、わたしたちはその練習を赤ちゃんのときからおこなっているのです。
 まだ言葉を発せない赤ちゃんは、手をあげたり、笑ったりして、サインを送ります。それに対して、ママやパパは「だっこって言ってるのかな」「さみしいってことかしら」と、送ってくるサインを読み取ろうとします。赤ちゃんは、本能として持っている能力で、親のボディコミュニケーションを引き出そうとするし、それを感じとってあげると、コミュニケーションって、こういうことなんだ、と赤ちゃんも学習していくのです。
 成長を重ねていっても、こどもはからだの動きや表情などでいろいろなサインを送ってきます。オトナだって、赤ちゃんのときのように「だっこ」とはいわなくても、「だきしめてほしい」というサインをおくることがあるでしょう。成長につれ、対応の仕方は変わっていくでしょうが、ママやパパも、ボディコミュニケーションをぜひ楽しんでほしいと思います。子どもといっしょにからだを使って遊んだり、お風呂に入って背中の流しっこをしたり、ボディコミュニケーション能力にも、みがきをかけていってください。

参考文献
汐見先生の素敵な子育て「子どものコミュニケーション力の基本は共感です」

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