ヘリコプターペアレントであること、すなわち1番身近にいる保護者の過保護や過干渉により、次のようなリスクが高まります。まず、1番目が子どもが経験不足になってしまうということです。親が真っ先にやってしまったり、指示を出したりするためです。自分一人で問題解決したことがない、問題解決とまではいかなくても自分の荷物や服装の準備をしたことがないなどがこれに当たります。年齢にもよりますが、全て親にやってもらった、親と一緒にやった、教えてもらってからやった、こういうことばかりだと、子どもに必要な経験が足りなくなってしまいます。
2番目に自立が遅れるということです。経験不足や成功体験が少ないため、自信が持てなくなります。失敗するかもしれないという気持ちが強くなりがちです。本来であると一人で十分できるはずなのに、「お母さん手伝って」や「お父さんやってくれる」ということが多くあります。
3番目が自己肯定感が低くなるということです。自分一人でする経験や成功体験が少ないためです。また、お母さんが心配性やネガテイブ思考に陥りやすくなります。
このようにお子さんを過度に守ることや親が細かく指示を出すことにより悪影響があります。それでは具体的にどうすればいいのかは、次回お伝えします。
ちょっとしたことを心がけるだけで、子育てが楽になったり、お子さんの成長が加速したりする、そのようなお話をご紹介させてもらいたいと思います。
わたしの子育て日記