幼保連携型 認定こども園 せいれんじ

子育て情報 PARENTING INFOMATION

2-4 必要な睡眠時間を確保して、

起床時刻の段差をなくす工夫を

起床時刻を示す図からは、5歳時と小学1年生の間に平日の起床時刻の段差があることも読み取れます。小学生になり、登校の準備の時間が必要になったり、家を出る時刻が早まったりすることが理由だと考えられます。

古谷先生

小学校入学時まで、早起きが必要になることに気づかない保護者は、意外と多いかもしれません。『社会的時差ボケ』改善の観点からは、起床時刻の段差は少ない方がよいので、年長のうちから小学校での起床時刻を見据えて、少しずつ早起きに慣れていくことをお勧めしたいです。

早く起きるためには、寝付きを良くすることが重要です。そこで注目したいのが、昼寝の時間と普段の寝付きの良さの関連です。3歳〜5歳のどの年齢でも、平日の昼寝時間が長いほど、普段の寝付きが悪い(寝付きの良さが「あまり当てはまらない」)「まったく当てはまらない」)ことがわかります。

古谷先生

幼児期に必要な睡眠時間は、個人差が大きい上に、成長するにつれて変化するため、保護者はできるだけ、自分の子供に必要な睡眠時間を把握すると良いと思います。朝、無理に起こさずに、自然に目覚めさせることを何度か試してみると、その子が必要とする大体の睡眠時間が分かります。その上で就寝や起床の時刻を考え、足りない時間を昼寝で補うのです。

認定こども園 せいれんじ 教頭 / 宗教法人青蓮寺 責任役員 浜本 典子

ちょっとしたことを心がけるだけで、子育てが楽になったり、お子さんの成長が加速したりする、そのようなお話をご紹介させてもらいたいと思います。

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