我慢を強いるのではなく、時間帯を変えるなどの工夫で改善を
本調査では、食生活と睡眠の深い関連も見えてきました。「朝食を1人で食べる」子供の平日の起床時刻が、その1つです。「朝食を1人で食べる」子供は、「誰かと一緒に朝食を食べる」子供に比べて、どの年齢でも起床時刻が遅い傾向が見られました。だからといって、「誰かと一緒に朝食を食べる」子供の睡眠時間が短いわけでは無いことも明らかになっています。そうした結果から、家族等と一緒に朝食を食べると、早寝・早起きの習慣づくりにつながりやすいことが示唆されます。
田原先生
朝の時間はただでさえ忙しいので、家族がそれぞれ食事を済ませるケースがあるのかもしれません。しかし、家族で一緒に朝食を食べる習慣があると、子供は決められた時刻にしっかり起きようと言う気持ちになり、早起きにつながりやすくなると思います。さらには、小学校入学時の起床時刻の段差も減らせる可能性があります。
ちょっとしたことを心がけるだけで、子育てが楽になったり、お子さんの成長が加速したりする、そのようなお話をご紹介させてもらいたいと思います。
わたしの子育て日記