幼保連携型 認定こども園 せいれんじ

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自然のなかに快感リズムをみつけよう

 コミュニケーションの相手は人だけとは限りません。自然とのコミュニケーションも、とても大切です。
 天気の良い昼下がり。そよそよとカーテンがゆれています。それをみている赤ちゃんは満ち足りた、実にいい顔をしています。ところが、しだいに空模様があやしくなり、雲が出てきて、どうやら雨が降り出しそう。風も強くなってきて、カーテンはゆさぶられて、パタパタパタ。すると、さっきまで、気持ち良さそうにしていた赤ちゃんが、今にも泣き出しそうです。
 これは、風のそよぎの強弱、「そよそよ」と「パタパタ」によって、赤ちゃんの心身状態に変化が起きたためです。
 赤ちゃんは胎児時代、ママのおなかのなかで、胎内の音を聞いていました。生まれてからも、胎内で感じたここちよいリズムを本能的に探していて、「あ、これ快感」と思うものにはセンサーが反応するのでしょう。ゆったりした風のそよぎは、赤ちゃんの感じる「快感リズム」にぴったりなのでしょう。オトナになっても風のそよぎを心地よく感じられるのは、生まれたときから持っていた快感センサーに反応しているからかもしれません。
 一方「パタパタ」という強すぎる風は、赤ちゃんが対応できるリズムには速すぎ、気持ちよくありません。たまに大人のなかに、突風が吹いてくると気持ちが高揚するとか、大雨にすがすがしさを感じるという冒険家タイプの人もいますが、それは成長過程で身につけたものでしょう。子どもも、次第に成長して、自分の足で歩いたり、自然の中で遊んだりできるようになると、いろいろなリズムに共鳴するようになります。

 ちょっとむずかしい話になりますが、太陽が朝のぼってから夜しずむまでのリズム、月の満ち欠けなど、さまざまな自然のリズムは生き物のリズムと深くかかわって、コミュニケーション関係をつくっています。たとえば、月の満ち欠けという自然のリズムとが呼応すると、快感を感じることができるでしょう。
 そこで、パパやママは、子どもたちが「快感リズム」に反応するセンサーをみつけるのを、ぜひ手伝ってあげてください。
 それには、小さなときから自然のなかで遊ぶことが一番です。風の音、草のにおい、土の感触、緑のかがやきなどからだで感じることをとおして、快感アンテナをみがいていくのです。

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